【女性活躍推進特別委員会】女性版骨太の方針2024に向けた提言を林官房長官に申し入れ
5月31日(金)、【女性活躍推進特別委員会】委員長として取りまとめた提言を林芳正官房長官に申し入れました。
本提言は、女性活躍の重点施策を盛り込んだ『女性版骨太の方針2024』に向けたものです。「女性版骨太の方針」は、女性活躍や男女共同参画に関し、主に来年度の概算要求への反映を見据え、政府全体として今後、重点的に取り組むべき事項を定めるものとして、毎年6月に策定しています。
提言の取りまとめ
当委員会では、6回にわたって民間企業、有識者、政府からヒアリングを行い、提言を取りまとめました。女性が生き生きと活躍できる社会は全ての人が活躍できる社会につながり、実現できれば我が国の社会は再び活力を取り戻し、持続可能な成長を続けることが可能となります。
主な要望事項
主な要望としては、
「頑張る女性を全力で応援する社会の実現に向けて」
企業における女性の採用・育成・登用の強化や地域における女性の活躍等
「個人の尊厳と安心・安全が守られる社会の実現に向けて」
女性・平和・安全保障(WPS)の推進や女性の視点に立った避難所運営や人材育成の必要性、女性が生涯を通じて主体的に自らの健康を守り社会活動できるよう、女性活躍政策を国家戦略として取り組む必要があること
そしてあらゆる分野の政策・方針決定過程における女性の参画を促進するとともに、あらゆる分野において男女共同参画の視点に立った政策を立案・推進する必要があることを指摘し、政府の取り組みを求めています。
今後の展望
今後は、政府による『女性版骨太の方針2024』に本提言がしっかり盛り込まれているか、更には予算要求についても注視してまいります。