【女性・平和・安全保障議会人ネットJAPAN】NATOのフェリン事務総長と女性の和平プロセス参加を議論
フェリン事務総長との意見交換
5月29日(水)、会長代行を務める【女性・平和・安全保障(WPS)議会人ネットJAPAN】の会合を開催しました。この日は、北大西洋条約機構(NATO)のイレーネ・フェリン事務総長(女性・平和・安全保障分野担当特別代表)にお越しいただき、意見交換を行いました。
女性の和平プロセス参加の重要性
和平プロセスに女性が参加することにより、紛争後の平和がより持続可能で強靭なものになることは客観的にも示されていますが、依然として女性の参加は進んでいません。
具体的な事例と環境整備の重要性
フェリン事務総長からは具体的な現場の事例を交えたお話がありました。例えば、防衛分野での標準的な軍服は男性用に作られているため、女性が着用すると体に合わず、動きにくい上に安全性も欠けます。
このような問題点を解決し、女性の防衛分野での参加を促進するためには、女性に適した装備の提供や女性リーダーの育成が必要です。フェリン事務総長は、女性が安心して任務に就けるような環境作りが重要だと強調していました。