【国際競争力のある農業人材の育成に向けた議員連盟】海外農業研修の意義と決議文案の議論

国際農友会と各国大使館による研修の現状報告

6月10日(火)、【国際競争力のある農業人材の育成に向けた議員連盟】が開催されました。
当日は、海外農業研修を長年にわたり実施されている国際農友会の檜垣真城会長にもご出席いただき、研修の意義や成果についてご説明をいただきました。
また、研修先国を代表して、ドイツ、フィリピン、タイの各国大使館からも農務参事官はじめ高官の方々にご臨席いただき、農業研修制度や国際協力のあり方について貴重なお話を伺いました。

アメリカ研修事例紹介と若手農業者の活躍

さらに、当議連が目指す「農業人材の育成」や「農業の競争力強化」に向け、海外農業研修の意義や効果を皆様に知っていただくために、アメリカ農業研修の成果事例を内田海斗様から紹介していただきました。
内田様は現在、地元埼玉県で梨や米などの生産に従事されています。研修で培った経験が、経営改善や地域貢献に結びついていることを実感できる発表でした。

決議文案の検討と今後の要請方針

後半には、今後の農業人材育成に向けた施策の方向性について、農林水産省とも意見交換を行い、議連として取りまとめた決議文案について議論を深めました。
この決議文は、議連の総意として、後日、小泉進次郎農林水産大臣に対し正式に要請する予定です。持続可能で国際競争力のある農業の未来を支える若手人材の育成に向け、引き続き取り組んでまいります。

前の記事【日本自動車会議所】総会・懇親会への出席と自動車産業の重要性に関する認識共有
次の記事【日本ジュエリー協会 第14回通常総会懇親会】ジュエリー産業の文化的価値と地域発信の推進