8月24日(水)、【国民歯科問題議員連盟】が、堀憲郎日本歯科医師会会長、高橋英登日本歯科医師連盟会長ご臨席の下、開催されました。
両会長より令和5年度の制度・予算および税制改正に関するご要望を伺い、その後意見交換させて頂きました。
コロナ禍での感染防止対策に関する器材の購入が通常より多くなっているさなか、円安による物価高騰、ロシアのウクライナ侵略を受け、歯科器材の価格はこの1年で急激に高騰しています。例えば、ガーゼ類はこの7月には前年より189%も高騰、切削機材は5~50%(種類によって違いがありますが)上昇、その他の消耗品も軒並み20%前後の価格高騰等。
診療報酬で経営している歯科医療機関は、この歯科器材高騰の影響により、歯科医療機関の経営が圧迫されています。私からは、国民への十分な歯科医療提供のためにも歯科医師会への十分な配慮が必要である旨、また国民皆歯科検診の具現化に対するロードマップを明確にすべきである旨、意見を申し述べました。
【治水議員連盟】
頻発化、激甚化する水災害に対する広域流域治水の取り組みを強力に推進することが重要です。また、有事に至らないための事前投資の有効性は明らかであり、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」以降についても継続的・安定的に治水予算を確保することを要望しました。
【建設技能者を支援する議員連盟】
建設資材高騰に対する施策、建設国保組合の安定運営のための国庫補助および建設アスベスト給付金の十分な確保、住宅設備機器の安定供給体制の確立、公共工事設計労務単価の引き上げの必要等について発言しました。
引き続き、地域の建設産業を担う方々とご家族の健康を守り、担い手が安心して建設産業に入職できる就労環境の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。