【司法制度調査会】司法・法務行政のデジタル化推進に向けた意見交換

4月23日(水)、【司法制度調査会】に出席しました。
本日の調査会では、「司法・法務行政のデジタル化の一層の推進」について議論しました。具体的には、電子渡航認証制度の導入をはじめとする入管分野のDX、司法手続や法務分野の機能高度化を進める方策、さらに今後取りまとめが予定されている提言骨子案について意見交換を行いました。

登記情報連携の全国展開を要望

提言案の中では「法務分野のデジタル化対応」が大きな柱とされており、私からは、地元の声を踏まえた意見を申し述べました。
第一に、自治体が法務局の登記情報をより使いやすくしてほしいという点です。
実際、私の地元・では全国で最も早く申請を行い、今月、全国第一号としてサービスの利用を開始していただきました。このような先進事例を全国へと広げるためにも、すべての自治体で速やかに導入できるよう求めました。

法務局におけるキャッシュレス決済導入を要請

第二に、法務局でのキャッシュレス決済の導入を求めました。
司法書士の先生方から、法務局手続における現金・収入印紙対応の不便さが指摘されており、民間でキャッシュレスが浸透する中、行政窓口も迅速な対応が必要です。
利用者の利便性向上のため、計画的かつ迅速なキャッシュレス化を要望しました。

現場の声を踏まえた司法・法務行政の改善へ

今後も、現場の声を大切にしながら、国民の皆さまにとってより使いやすい司法・法務行政の実現に向けて、しっかり取り組んでまいります。

前の記事【エッチェン・ルクセンブルク大公国国民議会副議長ご来訪】日本・ルクセンブルク関係深化への期待
次の記事【証券市場育成等議員連盟】資産運用立国に向けた提言と意見交換を実施