【内水面漁業振興議員連盟総会】カワウ対策と先端技術導入で内水面漁業の発展を目指す

5月17日(金)、【内水面漁業振興議員連盟総会】に出席しました。

カワウによる被害の深刻さと対応強化の要望

内水面漁業にとって、カワウや外来生物による被害は深刻な課題です。特にカワウは魚類資源に大きな影響を与えるため、その個体数の半減を目指す取り組みが求められています。

会議では関係団体より、カワウのねぐらやコロニーへの対応の強化が強く要望されました。

今年度の予算と先端技術の導入支援

今年度の内水面漁業・養殖業活性化総合対策事業には、総額8億2,500万円が割り当てられています。ICTなどの先端技術の導入とともに、自治体や組合による新規漁業就業者の確保に向けた取り組みへの支援強化が必要です。

内水面漁業の多面的な役割と持続可能な発展

内水面漁業は、生物多様性の保全や環境保全、地域文化の継承、食料供給の安定、レクリエーションの提供、防災・減災、教育・啓発など多面的な役割を果たしています。内水面漁業は単なる漁業活動に留まらず、地域社会全体の持続可能な発展に欠かせない重要な役割を担っています。

漁業組合員の減少や人材の確保難など、内水面漁業が直面する課題は多岐にわたりますが、引き続き、地域の皆様と共に内水面漁業の発展に取り組んでまいります。

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